3月の末にプロポーズが済みました。
次にやることは、ご両親への挨拶。
相談所のカウンセラーさんから、
「Z合さんに『プロポーズ』をしたら、次は『ご両親への挨拶』、その後は『両家顔合わせ』、この辺まで、1ヶ月くらいでぱぱっとやっちゃってください。」
と言われていました。
プロポーズ後、さっそく、
4月の上旬に、土日で両方の両親に挨拶をしにいく予定を立てました。
土曜日の午前中に、東京在住のZ合さんの両親に挨拶に行き、その後、電車で移動して、こちらの両親に挨拶に行きます。
Z合さんによれば、
お母さんは、連日の週末デートで、私の存在(=彼氏)に気づいたらしく、
「どんな人なの?仕事はしているの?」
と聞かれたようです。
こちらも、
Z合さんに、ご両親がどんな人なのか聞くと、
お母さんは、
「家の中でムードメーカー。お母さんを中心に家が回っている感じ。」
「話がとんでときどき何を言っているのかわからないことがある。」
お父さんは、
「お父さんに話しかけるときにはちょっと構えちゃう。」
「お母さんに、いつもダメ出ししている。」
ということでした。
私は、内心ドキドキしながら、
「お家の人なんか言ってた?」
と尋ねると、
「『急なことだけど、結婚を考えている人がいて、今度一緒に住もうと思っている』って伝えた。」
「あなたがいいならいいんじゃない?ってかんじだった。」
と肩の力を抜いてくれる回答をもらえました。
・・・・・・。
あっという間に、「ご両親への挨拶」当日になりました。
Z合さんの実家は、都内のやや高級な住宅地にあります。
Z合さんの実家の最寄り駅で待ち合わせして、そこから実家までナビゲートしてもらいます。
電車の中から見える景色がけっこういい感じです。
なんか、駅前も落ち着いた雰囲気なんですよね。
駅に着くと、駅前のお店の脇で、Z合さんが待っていてくれました。
なぜか、マスクをしていましたが、マスク越しに見えるお顔が美人!
「マスク美人だね!」なんてちょっといじりながら、
てくてくと実家までの道のりを歩きました。
「すごい、いいところだねここ。」
「でしょ~」
駅前をすぎると、住宅地になります。
そこら中にある空間ですが、雰囲気がとってもいいんですよね。
歩いている人も品がいい感じ。
15分ほど歩くと、Z合さんの実家が見えてきました。
「あそこだよ。」
「なんか新しいね。」
あとで聞いたんですが、どうやら、何年か前に実家の建て替えをしたそうです。
家の前に来ました。
「緊張してる?」
「うんうんぜんぜん。」
ちょっとだけ強がり。
インターホンを押して、家の前でご両親と対面、のパターンもあったと思うんですが・・
彼女、さっとドアをあけて、スルスル~と家の中に入っていってしまいました。
「いらっしゃい。」
「きょ、きょうは、おやすみのところ、お邪魔させてもらい、ありがとうございます!」
「いえいえ、もう毎日がおやすみなんですよ。」
「そ、それ、自分のあこがれです~。」
そんなやりとりをしながら、リビングに通してもらいました。
「こ、これつまらないものですが。」
職場の近くで、
Z合さんに買っておいてもらった「菓子折り」を自作自演気味に差し出しました。
「あら、気を遣ってもらって、ありがとうございます。」
席につくと、世間話が始まりました。
私が今、住んでいる所の話
お父さんの前住んで居た所の話。
お母さんの実家の話。
お友達の話。
今度出かける旅行の話。
お父さんが、自転車に乗っているときに、車と軽く接触してしまい、足の骨にひびが入った話。(この話はZ合さんから聞いていました。)
小一時間するとランチの時間になりました。
お母さんが、近くの美味しいお寿司屋さんで買ってきてくれた、ランチボックスのお寿司が出ました。
楽しくお話しながら、ランチ。
いや~お寿司美味しかった。
ランチを食べ終わると、お父さんが席を外しました。
同時に、Z合さんも、いずこかに。
リビングには、テーブルで席に座っている私と、キッチンにいるお母さんの2人きりに。
お母さん
「結婚って、決まるときには、さくさくと決まっちゃうもんなんですね。」
「娘には、前にね、『相談所みたいなところに入会したら』って言ったことがあるんですよ。」
「そしたら、『いやだ』って断られちゃって」
「でも、今回、自分で(相談所)を探してきて、お金を払って入会したんだって。」
私が、どこまで話していいものか、返事に困っていると、
「でも、まだうまくいくかわからないですものね。」
「いや、え!?そうですか・・・」
私が、これまで、Z合さんに言っていたこと、
(=お互い、周りにいなかったタイプみたいだし、うまくいくかわからないから、交際を進めながら、考えよう。)
をブーメランのように私に返されて、あたふたしてしまいました。
しばらくすると、お父さんとZ合さんがリビングに戻ってきました。
会話もそこそこに、
その後は、Z合さんの部屋に寄らせてもらい、そこでゴロ~ン。
ここまでで2時間くらいでしょうか?
「そろそろ、いこうか?」
「うん、そうだね。」
予定では、この日のうちに、こちらの実家に移動するつもりです。
そのことはZ合さんのご両親にも伝えてあります。
Z合さんから、充電しておいてもらった、タブレットを受け取り、もう一度リビングに戻ると、
「すみません。お邪魔しました。そろそろ失礼します。」
「この後、10年婚活男子さんのお家にも行くんでしょ?」
「うん、そう。」
とお礼を伝えて、家を後にしました。
いや~、出発するタイミングが難しい。
短くても失礼だし、長いとしんどいし。
結局、この日は、
「お嬢さんをください。」
とか
「結婚させてください。」
といったセリフは言いませんでした。
そのかわり、
「また、お願いにあがることがあると思いますが、そのときはよろしくお願いします。」
と伝えました。
なんか、結婚の挨拶というよりは、「これから同居する挨拶」みたいになっちゃいました。
そんなつもりはなかったんですが。
彼女の実家のもう一つの最寄り駅まで歩いている途中、
彼女が通っていた中学の生徒が制服姿で歩いていました。
公立の学校なのに、なんかおりこうそう。
帰りは、こんな所を通りましたよ。
あなたは、もう、忘れたかしら~♪
古い手ぬぐいマフラーにして~♫
この日、電車で移動して、翌日こちらの両親に挨拶に行くのですが、
その話は、書くこともないので、書きません ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
気になる人は、ツイッターに写真を投稿してあるので、そちらをご覧ください。