今回は、二人目にお見合いさせて頂いた女性の話です。
S尾さんは、自分がお見合いさせて頂いた女性の中でも、完全に異色の存在でした。
お仕事が、なんとシンガーソングライター。(主にゲームミュージック業界)
特に「売れない」と形容詞が付くわけでもなさそうです。
S尾さんは、通常「お写真非公開」のプレミアムな会員の方でした。
お仕事柄、顔をだしたくないんでしょう。
<お見合い申し込み>
相手からのお申込みでした。
顔立ちは整ってらっしゃたのですが、ムチムチ感が苦手でお見合いを受けようか迷いました。
<お見合い調整>
よく覚えていませんが、特に問題なく調整できました。
<お見合い会場まで>
お互いに近くのホテルラウンジでお見合いできました。
<お見合い>
当日、ホテルラウンジの待ち合わせ場所で待っていると、突然携帯がなりました。
携帯に出ると、自分の相談所からでした。
相談所の人:「S尾さんがお仕事の関係で遅れるそうです」
週末だったこともあり「?」でしたね。
しかし、待つこと数分、すぐにS尾さんが待ち合わせ場所に現れました。
10分前には、待ち合わせ場所に行くことになっているため、お見合いでは、数分の遅刻でも、連絡が必要です。
S尾さん、芸能関係のお仕事をされているだけあって、お会いしてみると、顔立ちの整った美人でした。
ただ、若干、ムチムチ感があるかなと・・・。
あごもちょい二重・・・。
私、太目の方が苦手なので、そこは目が厳しくなりがちです。
そこはさておき、とりあえずお見合い開始。
お話してみると、S尾さん、かなり優秀な家族をお持ちで、お父さんがT大の大学院卒で、キャリア官僚をされていらっしゃるようでした。
幼少期は、フランスで過ごされたとか。
親族にも官僚の人が多く、お正月に集まると、俺が国をしょってたつ、みたいな話をされるんだとか。おうちでは、お母様の愚痴を聞く役だそうです。
親近感わきますね。
ご本人も名門女子校卒でらっしゃいました。(私、あんまり詳しくなかったのでスルーしてしまいましたが)
大学卒業後、大企業のSEをされていたんですが、趣味でやってた作曲や歌手活動がうまくいって、そちらの方にシフトされたんですって。すごい。
主に、ゲームミュージックを制作されているようで、その曲をご自分で歌ったりもするよう。
ある時期から人を雇って会社形式にされたんだそうです。
会社経営の話を聞かせてもらったりしながら、楽しく1時間お話させてもらいました。
お話してみると、S尾さん、気さくで素敵な方なのですが、自分の中で、「結婚生活」がイメージできませんでした。
なんかゲーム業界って、時間が不規則になりやすいんですって。S尾さんはゲーム業界と取引があるだけでしたが、普通に深夜に電話がかかってきたりするらしいです。
それと、音楽制作で、自宅でけっこう音をだすらしく、その関係で実家を出られたともお話されてました。
<結果>
交際は成立しませんでした。
自分がどういう返事をしたか覚えてないのですが、きれいな人でしたが、好みのタイプではなかったのと、結婚生活のイメージがわかなったことから、交際見送りのお返事をしたのかもしれません。
相手の家系に若干腰が引け気味だったので、分不相応な部分もあったと思います。
<S尾さんのその後>
ちょうど1年くらい経って、S尾さんのプロフィールに「本交際」マークがつきました。
<このお見合いで得たもの>
後にですが、やっぱりS尾さんのような気さくな人当たりの良い方って、ちゃんとどなたかと縁が結ばれるんだなって思いました。
一年くらい経ったあたりから、自分とお見合いさせて頂いた方がだんだん成婚されていくのを見て、「成婚できるタイプの女性」をうまく見つけていくことが、婚活をうまく進めるコツなのでは?と思うようになりました。